話はよく聞くけど投資って実際どうなんですか?
最近は資産運用の話題も多く、株式投資などを始めてみたという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は本当に資産運用は必要なのかというテーマでお話をしたいと思います。
そもそも資産運用とは
「資産運用」という言葉はよく聞くことがあると思いますが、どういう意味なのでしょうか。
わかりやすく言うと自分のお金を使ってお金をさらに増やしていくことです。
代表的なものは、株式や投資信託、不動産、保険などですね。
ちなみにFXや仮想通貨などは本質的な性質が異なるので今回は除外します。
資産運用の必要性
ではなぜ貯金ではなく運用しなければいけないのでしょうか。
主な理由は以下の4つです。
⑴ 預貯金の金利低下
⑵ 退職金の減少
⑶ 年金の減額
⑷ 物価の上昇
(1) 金利の低下
こちらはご存じの方も多いのではないでしょうか。
昔は定期預金の金利が5%以上ありました。
そうです、銀行に預けているだけで勝手にお金が増えていったんです。
では現在はどうでしょう?メガバンクの定期預金は0.1%を軽く下回っています。
これでは何十年預けても自分のお金は全く増えません。
(2) 退職金の減少
知らない方も多いと思いますが現在日本では大手企業、公務員を含めどんどん減らされてきています。そしてこの流れはおそらく止まらないでしょう。また終身雇用も崩壊していくと思われるので今の若い世代の方は退職金で数千万もらえるということは今後なくなっていきます。
(3) 年金の減額
年金が減ることを知らない人はいないでしょうが、実際どのくらい減るのでしょうか?
明確にされたことは「2014年度から30年目の2043年度に20%減額する」という国の方針です。
30年で20%減ると言うことは年率約0.7%の減少、ようするに年々減少していくということです。
(4)物価の上昇
物価の上昇は「お金の価値の目減り」を意味します。モノの値段が上昇すると、同じ金額で買えるモノの量が減ってしまうため、実質的にお金の価値が減少したことになるからです。例えば、現在政府は物価上昇率の目標を年率2%としています。この水準でで物価上昇が進むと、現在の1,000万円の価値は5年後に906万円、10年後に820万円になると試算されます。
まとめ
以上の4つが近年、資産運用が重要視されるようになってきた理由となります。
もし資産運用しなかったら老後お金が足りなくなり生きていけなくなるってことですね。
そうならないようにも早いうちから自分でお金を増やすことを習慣づけていくのが良いと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。