証券会社への就職を志望しているが実際の働き方を知りたいという方は多いのではないでしょうか?
いざ入社するとなったらホワイト企業かブラック企業なのかは気になりますよね。
今回は証券会社への就職についてお話したいと思います。
今回は新卒で証券会社へ就職した私が実際の職場環境についてお話したいと思います。
ちなみに証券会社は規模の大きさに関係なく同じような環境だと思っていただいて結構です。
ホワイト企業やブラック企業とはどのような会社?
まず最初に、ホワイト企業やブラック企業はどのような会社のことなのでしょうか。
世間的なイメージだと以下のようになると思います。
ブラック企業とは・・・
①長時間労働や厳しいノルマ
②残業代の未払いやハラスメント行為など
ホワイト企業とは・・・
①給与や福利厚生が良い
②残上が少なく有給休暇の取得率が高い
ホワイト企業へ就職したがる人は多いのも当然ですね、、、
このように考えると証券会社はホワイト企業でもありブラック企業でもあると思います。
なぜかというと、厳しいノルマやハラスメント行為についてはある程度ありますが、給与水準はそれなりに高く福利厚生はかなり良い会社が多いからです。
証券会社のブラックさについて
今時ハラスメント行為など本当にあるのかと思われる方もいるかと思いますが、これに関しては証券会社の「詰め」の文化ですね。
まず、証券会社に勤めている人の大半は全国にある支店でリテールと呼ばれる個人営業の仕事をしています。
営業職は毎月、個人にノルマ(現在は目標と言う会社が多くなっている)が与えられます。
そしてこの目標がとにかく高く達成できる人はざっくりですが上位2割のイメージです。
毎日この目標に向かってとにかく仕事をしていくわけですが達成率が悪いととにかく上司から詰められます。
昔は四季報などを投げられたり暴力行為もあったようですがさすがに現在そのような会社はほとんどないかと思います。
ですが支店長や課長に呼び出されたり全員の前で怒鳴られるといったことは多いです。
また、取引所が開いている9:00~11:30、12:30~15:00はトイレなどにも気軽に行けないピリついた雰囲気のこともあります。
昼休憩も実際のんびりお昼を食べている人は少ないですね。
ホワイト企業としての面について
先に悪い面を述べましたが証券会社はホワイト企業としての面も持っています。
まず、給与水準ですが証券業界の平均年収は760万円ほどと言われており、大手証券だと30歳で年収1000万円を超えている人も多くいるため比較的高水準です。
また、福利厚生についてもしっかりしており会社の寮や社宅に格安で住むことができます。
特に若手のうちはお金がないのでかなりありがたいですね。
勤務時間についても現在はPCでしっかりと管理されているため残業代は当然もらえますし、残業時間も減ってきているため19時までには帰れることがほとんどです。
結論
証券会社がホワイト企業かブラック企業かは正直とらえ方次第だと思います。
怒られるのが嫌だったり、楽に仕事をしてプライベートを充実させたいと思っている方には向いていないと思いますが、仕事に本気で取り組みお金を稼いでいきたいと考えているのであれば良い就職先になると思います。
働き方改革でこれからより良い職場環境になっていくことも考えられますしね。
最後まで読んでくださりありがとうございまいた。