証券会社の人間は雨の中、傘もささずに営業しているという話を聞いたことはあるでしょうか?
結論から言うと、これは半分本当で半分間違いです。
要するにある場面に限って傘をさしていない営業員もいるということです。
もちろん上司に指示されて強制的にしているなんてことはないですよ。(笑)
具体的には新規開拓でお客様のご自宅の前に着いたときですね。
そう、インターホンを押すときです。
私自身、入社1年目の時に新規開拓の訪問営業をしていてインターホンを押した際にお客様から「なぜ傘をさしているのか」と指摘されたことがありました。
その方は会社経営者方で、何か月も訪問で通い続けていたのいたのですが雨の日に訪問するのはその日が初めてでした。
その時言われたのは、格上の人の所に勝手に押しかけてきているのに傘をさしているのは失礼じゃないのかということでした。
もちろんなぜ怒られたのか意味がわからなかったですし、今でもその方の考えが正しいとは思っていません。
ただ、大事なことは世の中にはそのような考え方の人も存在するということです。
特に富裕層の方は少し変わった人も多かったりしますので、営業する側の人間は相手の価値観に合わせなければなりません。
そんな事で大事な商談の可能性を失うわけにはいかないですからね。
それに雨の中、傘もささずに訪れてきたら印象には残りやすくなりますし、
一度くらい話を聞いてやってもいいかという風に思うかもしれません。
これは高難易度の新規営業においては有効な手段になります。
私はそれ以降、雨の日に訪問するときは必ず折り畳み傘にしてインターホンを押す前にカバンにしまうようにしています。
実際にこれが良い結果に結びついている確証はありませんが、少なくとも悪い印象になったことはありません。
ちなみに既存のお客様を訪問する場合は当然傘をさしていますよ。
でないと馬鹿かと思われたり、嫌われてしまう可能性の方が高くなりますからね。
実際こんなことをしてい営業マンも少ないと思います。
あくまでも一つの参考としてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。