新卒で証券会社に就職する3つのメリット
就職活動中の大学生で証券会社に入るか迷われる方もいると思います。
そこで今回は新卒で証券会社に就職した私が思う3つの大きなメリットをお伝えしていこうと思います。
なお、今回お話するのは総合職のリテール(個人営業)に就職した場合についてです。
給料が高い
証券会社の場合、他の業界の同年代と比較して収入が高くなることが多いです。
特に大手証券の場合は20代で年収1000万円を超えることも可能です。
営業職の場合は自分の営業成績次第で大きな報酬を得ることができるのが良いですね。
ただし、注意点も2つあります。
1つは個々の成績と景気によりボーナスの額が大きく変わってしまうことです。
結果が出せずにいるとボーナスも少なくなります。
また、証券会社の業績は景気の影響を受けやすいため自分の成績が良くても景気が悪い時はあまり高いボーナスの額は望めません。
2つ目は出費が多いことです。
証券会社の営業職の場合、若手のうちはスーツやビジネスシューズを頻繁に買い換えたりし身だしなみに使うお金が高い傾向にあります。
また、社内の飲み会も頻度が高く、出ていくお金も多いです。
金融の知識が身につく
証券会社は日々金融商品を取り扱うため、必ず金融に関する知識はついていきます。
入社したての頃は自分よりもはるかに知識豊富なお客様とのやり取りで困ることが多々ありましたが、社内での研修で学んだり日経新聞や四季報、資格勉強などからどんどん知識を身に付けることができました。
こういった努力を毎日続けた結果、金融に関する知識全般を取得することができます。
また、生命保険や相続関係の知識も必要になることがあるため、営業や運用以外のことも幅広く学ぶことができます。
富裕層のお客様と関わることでの成長
対面の証券会社の場合、相手にするメインのお客様は中小企業の社長や不動産オーナー、医者や弁護士、会計士などの士業の方々と高所得者の方々が大半です。
そのような属性の方々と一年目から毎日話をすることができるのは大きなメリットだと思います。
考え方や性格、生活習慣など勉強になることは山のようにありますからね。
また、このような方々を相手に金融商品の営業をしていくのは大変難易度の高いことでもあります。
新規でお客様を開拓しないといけないときの大変さは他の営業職と比べても難しい部類だと思います。
証券会社で2年ほど頑張れば、ビジネスで使える営業力は間違いなく伸びるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
証券会社での仕事は決して楽なものではありません。
しかし、頑張れば大きく成長できる環境であることも確かです。
新卒からビジネスで戦える実力を身に付けたい、でもベンチャー企業への就職は決断しにくい。などといった方などにも向いているかもしれないですね。
挑戦したいなと思っている方は証券会社への就職を選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。